How to OEM製造

どんな商品が作れるの?

健康食品サプリメントは、様々な剤形が存在します。使用したい原料の特性などによって最適な剤形の種類が決まっており、適切な剤形を選んでいく必要があります。

剤形 と特徴・適性

打錠

錠剤は、粉体原料を打ちつけて固める加工方法です。
1粒当たりの加工費コストが安価で、最もポピュラーな加工方法です。
1日の摂取目安量が2g以内の粉体原料を加工するのに適しています。
アセチルグルコサミンのように甘みのある原料をおいしく仕上げることも可能です。

※苦味のマスキングなどのため、糖衣加工やコーティング加工を施す場合、若干コストが上がります。
※仕込原料量ベースで最少ロットが設定されています。

<最少ロット例>
30kg 250mg/粒 1日6粒→90粒22.5g/製品
>> 約650製品

ハードカプセル

ハードカプセルは、粉体原料をカプセルに充填する加工方法です。
ビタミンB群など極力熱をかけたくない粉体原料や、唐辛子エキスなど刺激のある粉体原料を加工するのに適しています。
また、少粒設計に適しており、比較的高級な原料を加工する場合に選定されることが多いです。

※カプセル素材:豚ゼラチン、植物性カプセル、耐酸性カプセルなど
※推奨カプセル色:ダークカラメル
※仕込粒数ベースで最少ロットが設定されています。

<最少ロット例>
5万粒 1日2粒→60粒/製品 >> 約835製品

ソフトカプセル

ソフトカプセルは、油原料や粉体原料(懸濁)を液体状態でカプセルに充填する加工方法です。
魚油、ルテイン、アスタキサンチンなど、油脂系原料や、臭いの強い原料を加工するのに適しています。粉体原料は3割程度しか配合できない点に注意が必要です。

※仕込粒数ベースで最少ロットが設定されています。

<最少ロット例>
10万粒 1日3粒→90粒/製品 >> 約1110製品

顆粒/粉体

流動性の良い粉末や顆粒の状態に加工して袋詰めする方法です。
流動層造粒や押し出し造粒などの顆粒化/粉末化方法がございます。
そのまま飲むタイプと、青汁やプロテインなど水などに溶かして飲むタイプの商品があります。
大きなアルミ袋やプラボトルに充填するケースと、個包装を行う商品仕様があります。個包装仕様は、3方分包(幅が広い40mm以上)、スティック分包(幅が狭い※基本3g以下)からお選びいただきます。

※仕込原料量ベースで最少ロットが設定されています。

ドリンク類

美容商材の定番剤形であり、やや食品色が強い剤形です。コラーゲンやアミノ酸など1日2g以上の摂取が容易です。
ただし、成分の減衰も起こりやすいので、溶液中の安定性の悪い原料には適しません。
※仕込本数ベースで最少ロットが設定されています。

<サイズ>
小瓶:30mL、50mL、100mL
大瓶:500mL、700mL

スティックゼリー
スマートパック

ドリンク以上に食品色が強い剤形です。コラーゲンだけでなく、プラセンタやヒアルロン酸などの加工に適しています。ただし、成分の減衰も起こりやすいので、安定性の悪い原料には適しません。固めるゼリータイプ・増粘剤や糖類でトロミをつけるだけの商品ががございます。

<サイズ>
5g、10g、15g、20g、30g
※仕込本数ベースで最少ロットが設定されています。

※別途実機試作が必須です。
※基本、賞味期限1~2年※2年は、別途加速試験が必須。

ブロー

容器をブロー成型しながら、液体を充填していく加工方法です。
見た目が良く高価格帯の商品に適した剤形です。中国向けの商材に人気の剤型です。ただし、ガスバリア性が低いため、賞味期限は短いです。

※開発コストは、ゼリーやドリンクより高めです。

お茶

茶葉をティーパックに詰めて供給いたします。三角ティーバックにも対応しております。
キャンドルブッシュなどデトックス茶が人気です。

商品設計

まず、どんな商品を作りたいかをまとめていきましょう!
特に中小企業のお客様の場合、8割以上のお客様は、概要が固まっておりません。ざっくり以下の通りに考えをまとめながら、細かい点を詰めていくことで概要をまとめていきます。

売り込みたい要素

例:美容、関節、アイケアなど

STEP
1

使用したい原料

例:美容→コラーゲン、プロテオグリカン
参考:弊社の原料検索ページへ

STEP
2

希望の剤形

例:錠剤、カプセル、ゼリー、ドリンクなど

STEP
3

包装仕様

例:アルミ袋、プラボトル、規格瓶など

STEP
4

イメージしている競合商品

最低限、ここまでしっかりまとめましょう!

STEP
5

単に、商品を作りたいだけの方は、これだけで十分でしょう。
ひとまず、上記の情報をOEM会社の営業マンに伝えれば、希望の商品を作っていくことは可能でしょう。

OEM会社選定の情報

ここからは、よりスムーズに商品開発を進めていくため、しっかりまとめておく事項です。

  • 希望製造ロット
  • 希望コスト(1商品あたりの仕入れ価格)
    最小ロットでの生産時と経済ロットでの生産時の希望コスト

まず、製造ロットは、問い合わせするOEM会社さんの最小ロットを満たしているか?を確認いたしましょう。また、ゼリーやドリンクなど、剤形によっては、最初ロットが錠剤やカプセルより大きなロットに設定されているケースも多々あります。希望と合わない場合は、別のOEM会社さんを探す必要が出てきます。

OEM会社の選定は「OEM会社の特徴」の情報をご活用ください。

よくある質問

現在準備中のため、A2ProのFAQをご活用ください。